どうも栽培男です。
メラノブラータ(Begonia melanobullata)という少し珍しいベゴニアを入手しました。
Begonia melanobullataベトナム北西と中国の国境付近に自生している希少種で、毛の生えた黒い棘が無数に生えてるのが特徴的な種類です。
ちなみにメラノブラータの意味は見た目から取っており、
melano →黒い bullata →円錐です。

うちのはまだ幼株なので、やっと棘が出現し始めたとゆうところでしょうか、まだまだ本種の魅力は発揮されていないですね。
生育環境ですが、海外のサイトを翻訳すると、常緑広葉樹林の急な
石灰岩斜面の湿った半日陰で育っているとの事です。
これは結構厄介で、現在はミズゴケで養生中なのですが、石灰岩地帯という事はアルカリ性に傾いた土壌だと思うので、もしかしたら酸性に傾くミズゴケは適していないかもしれません。
これは、メラノブラータが炭酸カルシウムなどを好んで石灰地帯に生育しているのか、それともただそういった環境を好んでいる訳ではなくアルカリ性に強い耐性を持っているだけなのかにもよりますが、前者の場合にはこの種を美しく、立派に育てるのに
「石灰岩」がキーワードになってくるかもしれませんね。

出典:
本:MIST LOVERS -Rainforest Plants-
ちなみに親株はこんな感じで、むちゃくちゃかっこいい(*´﹃`*)
Begonia feroxと見た目は酷似してますね。
色々と画像検索していると棘のサイズや密度に違いがあり、個体差が大きそうな感じがしますね。成長もゆっくりみたいなので、今後どの様に成長していくか非常に楽しみです。